練習する子の育て方2021年

毎月教室で発行しているニュースレターに掲載しているコラムのうち、2022年の分をこちらにも掲載いたします。

2015年8月の掲載開始より2019年までのコラムは、こちらに掲載しております。

2020年のコラムは、こちらになります。

2021年のコラムは、こちらです。

【目次】

85.「テキストは、ピアノを弾く力をつけるために考え抜かれて作られたもの。」2022年1月号

 

「テキストは、ピアノを弾く力をつけるために考え抜かれて作られたもの。」2022年1月号

ピアノを習うのは、弾けるようになりたくて、上手になりたいからだと思います。自分では意識していなくても、おそらく潜在的にはそう願っていて、その願いを感じたからこそ、保護者の方はピアノを習わせようとお考えになるのでしょう。

では、「ピアノが弾ける」とはどういうことで、「ピアノが上手になる」とは、どういうことなのでしょうか。もちろん様々な考え方があると思いますが、私は、「ピアノが弾ける」とは「弾きたいと思った曲を自分で弾けるようにする力がある」ことで、「ピアノが上手になる」とは、「弾きたいと思った曲を、感じた通りに弾けるテクニックがつく」ということかなと考えています。

ここで大切なのは、「自分の力で」ということですね。例えば1曲だけどうしても弾いてみたい曲があって、その曲だけ弾ければよいのなら、手取り足取り1音ずつ教えて弾けるようにすることは出来ます。でもそれは、他の曲に応用できる力をつけていることではありません。自分の力で読譜をして弾けるようにする力ではないのですね。

自分で弾けるようになる力というのは、様々な基礎力の総合です。そして基礎力を身体にしみこませて磨いていくためには、地道にテキストに向かう毎日の繰り返しが、一番の近道なのだろうと思います。ピアノを弾く力をつけるために考え抜いて作られた形が、テキストなのですよね。

もしかしたらちょっとめんどくさいと感じる人もいるかもしれませんが、テキストの練習はとても大事です。毎日がんばりましょうね。

練習を通して、ピアノが弾ける喜びと自信をさらに大きく育てましょう!(^^)!