講師プロフィール


古塚真紀子(ふるつか まきこ)

 

母が音楽好きだったので、気づいた時にはピアノを習っていました。当然音大に進むのだと思い込んでいたので、高校は国立音楽大学附属高校の普通科に通いました。

大学は、中高の先生の資格が取れる教育科に進む友達が多い中、どうしても幼児教育科に進みたいと思い、初めて親に反抗(?)。小さい子どもにとって幸せな音楽教育を学びたいと考えて、国立音楽大学幼児教育専攻に進学しました。在学中、絶対音感の江口寿子先生がご自宅で行っていらした「子どもの音楽を考える会」に参加して、直接お考えを伺う機会を持てたことは、今思うと貴重な体験でした。

卒業後は幼稚園に勤務。幼児の合奏やミュージカルで、子どもたちと楽しみましたが、子どもが音楽とどう関わっているのかをもっと勉強したくなって退職し、 国立音楽大学大学院に進学しました。

大学院では、幼児の音楽遊びを研究。遊びながら、どんどん音楽を変化させていく様子に、子どもは、大人が思っている以上に主体的に、音楽とかかわっているのだと確信しました。

修了後、カワイ音楽研究所に勤務して、カワイ音楽教室の幼児コースのレッスンカリキュラム作成と、教材開発に携わりました。

充実した毎日を送っていましたが、出産と夫の海外赴任のタイミングが重なって、退職。専業主婦となりました。子連れでボストンで生活したり、日本に戻って落ち着いたかと思ったら、今度はシドニーに転勤になったりと、日本と海外を行ったり来たりの生活で、いつの間にか15年が経過しました。

次男の中学校入学を機に、念願のピアノ教室を開いて、現在は、生徒さんたちと楽しいレッスンの毎日を送っています。

子育て中は、焦りを感じた時期もありましたが、振り返ってみると、母親としてベッタリ子育てした体験を通して、親にとって我が子がどんなに大切な存在かを知ったことが、現在のピアノ指導にとても役立っていると思います。また、子育て中から学び始めた心理学を通して、幼児の音楽教育について考えてきた、「子ども自身の成長したい気持ちに寄り添って、子どもを主役にする音楽教育」は、幼児に限らず、小学生にも、中学生にも、大人にも通用すると考えるようになりました。

ピアノレッスンを通して、より自分を信頼して、幸せにいきていくお手伝いが出来たら、本当に嬉しいです。

 

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●母性愛の強い、かに座のO型です。

 

●趣味は心理学の勉強で、アイムパーソナルカレッジ・カウンセラーコースでカウンセリングを、銀座コーチングスクールでコーチングを学びました。交流分析(心理学)の勉強は、地域の勉強会で10年以上続けています。

学んできた結果、「子どもは(人間は)成長したいと思っている」、「自分と周りの人への信頼感があれば、間違えることを恐れないで挑戦して、成長できる」と、考えています。

 

●母の主宰するタンゴボーカル教室で20年位伴奏をしていました。 コードを使った演奏の便利さと面白さを実感しています。