私は、町の、小さなピアノ教室の先生なので、
そんなにたくさんの生徒さんを、教えているわけではないのですが、
ピアノ教室を始めてから4年の間に、
11人の生徒さんに、絶対音感の指導をしました。
使っているのは、江口寿子先生の『新・絶対音感プログラム』です。
11人のうち、
すでに絶対音感がついている生徒さんは、3人、
あと一息でつく生徒さんが、2人、
練習中の生徒さんが5人、
長期間お休みしている生徒さんが、1人、います。
練習中の生徒さんのうち、
すでに相対音感がついているかもしれない生徒さんは2人いて、
相対音感がついてからでは、絶対音感はつかないので、
この生徒さんについては、相対音感も視野に入れて指導しています。
(相対音感をしっかりとつければ、基準音さえあれあ音が取れますから、
充分に音楽をたのしむことができます。)
11人(お休みの1人を除くと10人)のうち、
あと一息でつく生徒さんを含めて、
5人が絶対音感を手に入れるというのは、
確率的には高いのではないかと思います。
後の5人も練習の真っ最中ですから、
確率は、上がる可能性が高いですよね。
絶対音感は、
音楽を楽しむために、絶対に必要な能力ではありませんが、
あると便利な道具です。
そしてそれは、
プログラムにそって、幼児期にきちんと行えば、
町のピアノ講師でも、つけてあげことのできる、
身近な能力でもあるのですから、
やっぱり、つけてあげたいな、と思っているのです♪
+ + + + +
追記 (2013.7.26)
あと一息で絶対音感がつきますと書いた生徒さんのうち1人に、
絶対音感がつきました。(7月8日)
練習を始めてから、1年5か月でした。
もう1人の生徒さんも、ハタ1本残すだけとなっています。
長期間お休みの生徒さんは、ご都合により退会されましたので、
練習をした10人の状況は、
絶対音感のついている生徒さん 4人
あと一息の生徒さん 1人
練習中の生徒さん 5人
となっています。