練習する子の育て方2020年

毎月教室で発行しているNews Letterに掲載しているコラムのうち、2020年の分をこちらにも掲載いたします。

2015年8月の掲載開始時より2019年までのコラムは、こちらに掲載しております。

 

【目次】

53.「この教室の発表会は、生徒さんたちを励ます場です。」2020年1月号

「この教室の発表会は、生徒さんたちを励ます場です。」2020年1月号

この教室の発表会は、生徒さんたちを励ます場になることを考えて行っています。発表会で演奏することで、「自分がピアノを弾くことを喜んでもらえている」「がんばっていることを認めてもらえている」と感じられる場であったらよいなと思います。

まだピアノを始めて間もない子どもにとっては、お辞儀をすることや、知っているメロディーをちょっと弾いてみることだけでも、大きなチャレンジかもしれません。時には、緊張したり難しい曲を選びすぎたりして、上手く弾けないこともあるかもしれません。でもそういう一つ一つを、その子の成長の過程として、微笑ましく感じることのできる場でありたいと思います。

もちろん少し弾けるようになってくれば、素敵な演奏をして「自分の演奏で感動してもらえる」と感じられることが、とても嬉しい励みになりますね。そういう体験がどんどん出来るようになるためにも、失敗の許される場であることは大切なのだろうと思います。成功の後ろにはたくさんの失敗があるし、失敗を恐れなければ成功するまでがんばれますからね。

もしかすると、本来発表会というものは、お客様に音楽を届けることを考えて、失礼のない演奏が出来るように練習を重ねることで、成長していくものかもしれません。そういう意味では、大分緩い発表会なのだろうとも思います。(ちょっと変わっているのかもしれませんね、笑。)確かに、真剣に練習したり演奏したりしないのは失礼だと思いますが、何に対して失礼かというと、出来るのにやらない自分に対して失礼なのではないかなという気がしています。

このような考え方で行う発表会ですから、「励ます人」の存在はとても大きいのです。客席のお客様は、発表会というパフォーマンスの中で、なくてはならない役割を担っている参加者です。いつも当たり前のようにどの生徒さんの演奏も温かく見守ってくださる保護者の皆様には感謝してもしきれません。保護者の皆様のご協力があって初めて成り立つのが、この教室の発表会なのです。

練習を通して、ピアノが弾ける喜びと自信をさらに大きく育てましょう !(^^)!